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1998年からのラプソディ

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「他人の瞳に宿る悲しみを読み取る
ことができるのは、同じように
深い悲しみを心に宿す人間だけだ─」

大切なものを失い、池のある公園を訪れた航也は、ギターを手に歌うマークと出会う。どんなときも泣いたことのなかった航也が、その歌を聴いたときはじめて涙を流す──深い悲しみを負ったふたりの出会いを描いた「1998年からのラプソディ」。

コロナ禍の札幌で、青年と年上の恋人の関係を描く「札幌、春の雪」。祖母の戦争体験を受け止めながら生きる父と、その息子の小さな時間を描く「ザリガニの丘」。取り壊し前のアパートで、障がいのある弟と暮らす姉の日常を描く「日々の町」。

喪失や罪、苦しみと向き合いながら、それでも前へ進もうとする人々を描いた短編6編。



江口穣(著)/ 夜空舎
泉瀧新 (画・イラスト)
B6判・152ページ

─Contents
ザリガニの丘
札幌、春の雪
日々の町
遠いさえずり
1998年からのラプソディ
湖の畔の家で

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